礒です。今回は布地、生地に厚みをつける方法を書いていきたいと思います。
デフォルトの状態

3Dビューポートを見てください。
特に厚みがついてるわけでもないので、ぺらぺらですね。
これに厚みをつけていきたいと思います。
お分かりの通りこれはレンダリング表示のみに関係したことですので、パターンの形状は変わりません。
設定場所

今回は衿に厚みを加えたいと思います。
衿を選択して、画面右下のProperty Editorから[Simulation Properties]>[Add Thickness – Rendering]という項目を探し出します。
ここの数値がデフォルトでは[0.0]となっています。
この数値を[1.5]など好きな数値にしてみましょう。
厚みがついた状態

上の画像のように、ぺらぺらだった生地に厚みがつきました。
シミュレーション上で、例えばYシャツのカフス部分に厚みをつけてどんな形状になるのか試したいといった場合に使えるTipsだと思います。
終わり
では今回はこれで終わります。