礒です。今回はアバターのスケルトン表示とジョイントの操作、そしてポージングの変更方法を書いていきたいと思います。
ポーズを変えることで制作中の服にかかる負荷などをあらかじめシミュレーションすることができるようになります。
デフォルトでいくつかポーズは用意されているのでそれを使うのが手っ取り早いですが、今回はジョイントを操作してポーズを変更する方法を見ていきましょう。
スケルトン表示

①Avatar Displayにマウスカーソルを合わせて、②Show X-Ray Jointsをクリックします。

これがスケルトン表示になります。
ジョイント操作

二の腕のジョイント(ボーンとも呼ばれる)を選択してみましょう。
するとギズモ(XYZ軸移動回転の操作UI)が表示されるので、回転などを加えてみましょう。

このようにジョイントを回転させることによりポーズを変えることができます。
スケルトン表示はショートカットキー[Shift + X]でONとOFFを切り替えることができます。
IK

少し難しい概念ですが、IK(インバースキネマティクス)を利用すると、腕の先端を下に動かし、そのほかの部位も追随させることもできます。

いちいち各ジョイントの角度を調整する必要もなくなりますし、自然な姿勢を作ることができます。
ポーズのリセット

ポーズのリセットは、アバターを右クリックし、[Reset Joints]をクリックしてジョイントに対して行ったすべての操作をリセットします。
これで変な恰好にしたとしてももとに戻ります。
終わり
では今回はこれで終わります。